abrupt


突然の、不意の

ムリヤリ(副詞形は abruptly →)脂太り

【鴻門の会】(こうもんのかい)
紀元前206年、秦末。秦を倒し一番に関中(秦の首都のある盆地)に入った者を関中王とするとの楚王の命を受け、先に関中入りした劉邦に対し、項羽が怒って鴻門(秦の都「かんよう」の少し手前)に呼び付けた。劉邦の腰の低さに、項羽は彼を斬ることをためらったが、項羽の参謀范増(はんぞう)が項荘を使って謀殺しようとした。これを事前に察した劉邦の参謀張良(ちょうりょう)は、自分の友人で項羽の伯父である項伯を説き、項伯が一緒に剣舞を舞うことで項荘の剣から劉邦をかばった。そのあと劉邦はトイレに行くフリをして宴会の席から脱出した。
 
【劉邦】(りゅうほう)
農家の息子で近所のガキ大将。怠け者で、しかも戦も弱かったのに、生まれながらに人を引き付ける魅力があり、張良、蕭何、韓信を初めとする優れた家臣に恵まれ、遂に項羽を倒し漢帝国を建てた。
 
【張良】(ちょうりょう)
字(あざな)は子房(しぼう)。劉邦の名参謀として名高い。実際は脂太りではなく、美男子であったらしい。

注)亜父范増の「亜父」とは、父親に次ぐ者という意味の敬称です。別に顔がアホロートルに似ていた訳ではありません。

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時代
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時代

(2000/11/29)

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